クリスペルカーフ財布のご紹介とブランドレビュー

クリスペルカーフとは、
生後3〜6ヶ月の仔牛の皮のみを使用し、
塩漬け・脱脂・クローム鞣し等の工程を経て、
タンニングされた革を指します。

 

俗にいう、ボックスカーフの一種になるのですが、
きめ細やかで柔らかな仔牛の原皮を使用しているものの、
クローム鞣しの工程を経ることで、強度・ハリツヤが生まれます。

 

クリスペルカーフの特徴としては、水シボと言われる、
表面の繊細な表情があるのですが、
この文様が、人を魅了すると言われています。

 

一度、クリスペルカーフのアイテムを使うと、
一般的なカーフに戻れない。と言う人も居るほどですから、
高品質なクリスペルカーフの表情は使い込むほどに、美しく光ります。

 

一般的にクリスペルカーフは、他のレザーと比較して、
エイジングによる変化があまりないと言われていますが、
クリスペルカーフもエイジングによって、光沢感が増します。
(ただし、エイジングによる変化が出始めるまで時間が掛かる。)

 

以前までは、大手ブランドでクリスペルカーフを大々的に使用するレザーブランドがなかったのですが、
2014年に入ってから、高品質な国産レザーブランドとして有名になりつつある、
ココマイスターが、クリスペルカーフを使用した革財布を発売したことで、
ここ日本においても、知名度が高くなりつつ有ります。

 

革財布と一口にいっても、牛革・豚革・水牛革・山羊革・羊革・駝鳥革・カンガルー革・ワニ革・・・・・・・
様々あります。
しかも、この中でも、色々と種類がありますので、革財布と言っても、相当な選択肢があるわけです。

 

私も数多くのレザーを見てきましたが、クリスペルカーフには、牛革のなかでも異彩を放つ魅力があります。
クリスペルカーフの製品を手にとったことがない方には、
ぜひ、一度、クリスペルカーフ財布を手にとって見てほしいと思います。

 

クリスペルカーフについて、いろいろとご紹介していければ良いなと思っていますので、
今後共、お越しいただければ嬉しい限りです。

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